原因不明の発熱

秋の長雨で肌寒くなっております。ある50代の女性I(1951)さんから、「原因不明の発熱症状が数カ月続いて・・・」という事で相談をお受けいたしました。病院では変形性脊椎症の診断はされていたようですが、それ以外特に異常はなかったそうです。発熱と言っても37度台の微熱で特に夕方が辛く、ご本人は解熱鎮痛剤で一時的に下げるのではなく漢方薬で根本から治したいとのことでご来店頂きました。
早速漢方薬をお飲み頂き一カ月経過した時点では、まだ37台の熱になるようですが、以前よりも頻度が減って体調は少しずつ快方に向かい、更に一か月お飲み頂き、また更に一か月と月を追うごとに微熱はなくなり、夜勤にも復帰てして通常通りの勤務体制に戻ったようです。
漢方薬には人参、石膏、黄芩、柴胡など含み炎症を鎮め津液を潤す、いわば「飲む点滴」のような内容です。東洋医学的には体力が消耗して陰虚あるいは瘀血状態で邪気を追い出すことができなかったのではと考えられます。このような場合、勿論病院での検査は欠かせませんが、漢方薬も一つの選択肢だと思います。お悩みの方はご相談ください。




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